負担を減らす介護リフォームのポイントとは?
おけましておめでとうございます。
今年も皆さんに有益な情報をお届けできればと思います。
今年初めての情報は「介護リフォームのポイント」です!
ケガや病気で家族に介護が必要になった場合に
検討したいのが介護リフォームです。自宅での介護は危険も多く、
介護される側の身体の負担はもちろん、介護する側も大きな負担を伴います。
ここでは自宅介護の危険と負担を軽減するための介護リフォームについてアイデアやポイントを解説します。
「介護リフォームとは」
介護リフォームとは、自宅介護を目的として
介護者や要介護者の危険や負担を減らし、住みやすくするためのリフォームです。
普通に生活する時には便利だったものも介護生活では障害物となる場合があります。
そういう物を撤去したり、逆に介護に役立つものを設置したりして
より介護のしやすい環境を作るのが介護リフォームです。
「介護リフォームのポイント」
様々なアイデアがある介護リフォームですがどのようなポイントを重視して
リフォームを計画すれば良いのでしょうか。
・要介護者の身体に合うものを考える
手すりの形や必要な位置、乗り越えられる段差の高さは身体の状態によって異なります。
車椅子を利用している場合は、通路幅なども考えなくてはなりません。
介護リフォームを計画する際は、要介護者の身体の状態を考慮した上で
必要なものを設置するようにしましょう。
・介護のしやすさも考える
介護リフォームでは、介護者が介護しやすい環境にすることも大切。介護者の負担を
減らすためには要介護者が介護なしで出来ることを増やすのが1番です。
例えば階段に昇降機を導入すると介護がなくても階段を昇ることができ、
玄関にスロープを設置すると自走できれば、介護者が車椅子を持たなくても
階段を降りられるようになります。
・将来のことを考える
介護リフォームは介護が必要になったその時に計画し始めると
リフォームが完了するまでに時間がかかり、それまでの生活が大変になります。
歳をとって身体の調子が優れなくなったら介護リフォームを計画しましょう。
自分で計画する自信がない場合は介護に詳しい人や介護リフォームのプロに
相談すると良いでしょう。
「介護保険や助成金制度について」
介護リフォームには、介護保険による補助金や助成金があり、条件を
満たせば受給することができます。
介護保険による補助金の対象は、要支援1〜2、または要介護1〜5の認定を受けた人で
対象になるリフォームは手すりの設置や段差の解消など計6種類。
限度額は20万円で収入に応じて1割〜3割が自己負担となります。
介護保険以外にも自治体ごとに異なる助成金制度が設けられています。
2023.01.13